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マスクについて ├インフルエンザウイルスの粒子サイズ ├市販品マスクの性能表示について ├ＢＦＥ・ＰＦＥとは └予防が可能なマスクは？ |
マスクの規格について ├医療用マスクとは ├マスクの規格 ├防塵マスクの規格 └粒子サイズの参考資料 |
まずは、下記の数値を念頭に置いて、マスク選びの際の参考に当ページをご覧下さい。
新型インフルエンザウイルス(H1N1)／鳥インフルエンザウイルス(H5N1)の粒子サイズは、
０．０８〜０．１２μｍ（８０〜１２０ｎｍ（ナノメートル））程のサイズと言われています。
市販製品のマスクは値段もピンキリですし、パッケージや商品紹介欄には、
「新型インフルエンザ対策マスク」
「医療現場で使われている…」
「細菌遮蔽率９９．９％」
「バクテリア等遮蔽率（ＢＦＥ）９９％」
などと書かれている事が多く、インフルエンザ感染予防として有効である様に見えます。
しかし、「インフルエンザウイルスが通過しないマスク」とはどこにも書いてありません。
日本では、厚生労働省がマスクの着用を勧めている反面、
「マスクをしても新型インフルエンザには効果が無い」と言っている国もあります。
一体、何が正しい情報なのか？
ＢＦＥとは、何を基準にした数値？
マスクは本当に効果が有るの？無いの？
等々、疑問を持った事は無いでしょうか？？
何を基準に９９％遮蔽出来るのか、色々調べてみました。
直径０．１μｍのポリスチレン粒子をマスクに通して、どれだけろ過出来たかを数値で表した値です。
ＢＦＥ９９％のマスクで、新型インフルエンザの「予防」が可能なのか？
インフルエンザのウイルス粒子サイズは上記の通り、０．０８〜０．１２μｍと言われています。
これらの数値から見ると、疑問を感じます。
しかし、マスクには用途によって色々な商品があり、もっと高性能なマスクがあります。
結論から先に言いますと、規格的には米国規格ではＮ９５以上、日本の規格では、ＤＳ２またはＲＳ２以上、
この辺のランクの物で、かつマスクが顔に密着していて隙間が無い事。
これらが満たされないと、「感染予防」としての効果はあまり期待出来ないと思われます。
※「インフルエンザウイルスを不活性化」する効果のあるフィルターを入れたマスクがありますが、
これらの商品に関しては未調査です。
数年前に流行したＳＡＲＳの時に、ＷＨＯが医療機関での使用を推奨したマスクがあります。
それが、上記の「Ｎ９５」と言われる規格のマスクです。（Ｎ９９やＮ１００という規格も存在します）
Ｎ９５マスクは、0.075μｍ（μメートル）±0.02μｍ の塩化ナトリウム粒子を、一定の基準で測定して、
９５％以上ろ過出来る性能を持ったマスクです。（規格の詳細はこちら）
インフルエンザウイルスのサイズは、０．０８〜０．１２μｍ と言われていますので、ごく僅かなウイルスは
通過してしまう可能性がありますが、殆ど捕集可能な性能を持っていると言えます。
「マスクをしても新型インフルエンザには効果が無い」と言う意見は、「一般のマスクをしても」
という条件付きの意見である気がします。
以下は、個人的にお勧めの商品、３Ｍ社のＮ９５マスクの一例（１８７０／１８７０Ｆ）です。
鼻のフィット感、装着感共に良いです。
子供には大き過ぎて無理ですが、私の周囲の人は男女問わず良好でした。
普段は折りたたまれている状態で薄いので、鞄の中にも入れて持ち歩けます。
ショップにより値段が様々で、在庫状況の具合もありますので、以下のリンクより
お好みの梱包タイプを選んで探してみて下さい。
箱入りで２０枚入っているタイプ(3M社 1870)をご希望の方は、こちら。（箱の中にそのまま入っています）
| 個別包装タイプ (1870F) |
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| 箱入りタイプ (1870) |
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１箱２０枚入り 3M製 N95微粒子用マスク（折りたたみ式） 1870 |
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